ケイ・イー・エス 創業50年の歩み

先代社長の飯野義則は、「この仕事は必ず、地域社会にお役に立てる、従業員や家族を幸せにできる」という熱い思いで事業を進めて参りました。事業を通してステークホルダーであります、お客様、社員さん、協力会社様の成長と発展を願うという思いより、創業の精神に「みんなが幸せになる会社づくり」を掲げております。私、飯野一義は先代社長の急逝により、1992年（平成4年）に社長に就任し、31年目を迎えました。

会社沿革

　株式会社ケイ・イー・エスは2023年3月28日に創業50周年を迎えました。この記念すべき50周年を迎えることができましたのも今日までさまざまな形でご支援を賜りましたお客様をはじめ関係者の方々のおかげであり、心より感謝とお礼を申し上げます。
　さて、弊社は1973年（昭和48年）3月に北九州市の下水処理場の維持管理業務の民間委託会社として当時の荏原インフィルコ（現：水ing）様と地元企業によって創業しました。

23歳という若さで社長に就任した当時は「不安や悩み、恐れ」を感じながらのスタートでしたが、社内における諸先輩をはじめ多くの社外の関係者の方より、ご指導やご支援を賜りましたこと、感謝の念に堪えません。また、2003年の公正取引委員会の取締による排除勧告や重大災害など数多くのピンチを社員さんの協力とお客様や関係者のご指導により乗り越えてくることができました。以来、私たちは企業理念「社会と共に発展する企業」を目指すことを旗印に邁進して来ることができました。水・環境の安全・安心・安定という常に当たり前を創り出すためには事前の準備という不断の努力と自己研鑽が求められます。全社員でチームKESとして厳しい冬の寒さや猛暑の時期の日常業務や梅雨時期、台風時期の緊急対応など誠実な姿勢で業務に取り組んできた社員さんとサポート頂いておりますご家族の皆様に重ねて感謝申し上げます。

　弊社には、チームKESとして幾度となくピンチを乗り越えてきた原動力であるチームワーク力があります。次なる60年、70年そして100年企業を目指していくために長期ビジョン「水・環境のグローカルカンパニー」という国内・海外の地域の水・環境の問題を解決できる会社を描いています。「SHINKA」することをキーワードに３つの事業（O&M事業、プラント事業、S&S事業）の技術・技能やサービスをさらにレベルアップするための深化、外部環境や時代の変化に対応して新たな技術・技能やサービスを生み出していく進化を掛け合わせてお客様への価値向上すなわち真価へ繋げていく所存です。